Steam Deck でプレイ中、クリア寸前で電源が落ちた経験ありませんか?クラッシュしたせいでセーブデータやWindowsファイルなどなど消えませんでしたか?
ちなみに私は両方あります・・・リカバリーした時は泣きました。
そこでインターネットの海をさまよった結果、「JSAUX Transparent Back Plate」に出会った訳です。サックと購入&交換した結果は見事解決(1ヶ月間クラッシュなし)
簡単な作業で快適なゲーム環境を得られる!ぜひともオススメしたい一品です。
ストア・価格
海外ストア JSAUX オリジナル商品で、価格は 26.99ドル (送料無料)です。
カラーバリエーションはOLED版を除いて3色(クリスタル、パープル、ブラウン)です。いずれもすべてクリアカラーとなります。
ちなみに流行りのRGBライトピカピカ仕様も販売しています。39.99ドル こちらも送料無料です。
Steam Deck 背面カバー交換キット
Steam Deck LCD版「Vents Transparent Back Plate」チェックしてみましょう。
セット内容
分解
一応撮影したんですが、悲しいことにもっと詳しいサイトがあるのを忘れていました・・・
分解といえばiFixitです。お世話になっております。
というわけで、完成した物がこちら
LR4~5ボタンは、握るほうに高いボタンに変更しました。
表との違いがよく分かる様に撮影した物がこちら
照明の影響でパンダのように白黒して見えますが、実際は黒色クリアですのでご安心を。
撮影のあと、ミゾの掃除をしたバカは私です・・・
動作確認・ベンチマーク
まずは交換前のデックから。私のデックでクラッシュが多発している「incursion red river」というFPSゲームがあるんですが、クラッシュの原因だと思われる画像をどうぞ。
はい矢印CPU・GPU温度にご注目。100℃と限界ギリギリ?な温度でした。
これも調べましたら、スチームデックの限界温度が100℃らしいので完全にアウトですね。
計測中に101℃って表示されたのは幻覚だったのでしょうか・・・
ちなみに、パソコンが突然落ちる原因の1つが上記の様な異常な温度。
パソコンの安全装置が働いた証拠です。100℃なんてアウトオブアウトですよ。
ここからが本編です。はたして温度は下がってくれるのか、見てみましょう。
私が持っているゲームで、ベンチマークが付いている新しめのゲームが「トゥームレイダー」だったのでそちらを使用しました。
公平を期す為に、本番前にベンチマークを10週走らせました。まずは交換前のベンチマークから。
CPU・GPU共に80℃台に達していますね。「トゥームレイダー」は2013年発売ですから、デックには軽すぎたかもしれませんね。
お次は交換後のベンチマークです。
驚きの70℃台!計測中に「ウソだろ・・・」と無意識に言ってましたね。
場面によっては本当に10℃下がっていました。
さて、クラッシュしてゲームにならなかった「incursion red river」どうなっているんでしょう。
GPU80℃・CPU72℃を記録。
GPUは20℃低下、CPUは28℃低下しました!
1時間プレイを続けても、ゲームが落ちることはありませんでした。
私のSteam Deckのクラッシュ原因は「熱」でした。
まとめ
ファンの位置に穴をあけるデザインには驚きましたが、効果は抜群。
場面によっては、20℃以上温度を下げることが出来ました。
クラッシュとも無縁になりました!
分解に必要なツールも含まれており、届いてすぐに交換できる満足度が高いキットでした。
パネルは精度が高く、オリジナルと変わらない質感を再現しています。
また、高さが異なる3つのボタンを用意しているのもポイントです。
個体差なのか、L2・R2トリガーにやや引っ掛かりを感じるのは残念なポイントです。
あと交換キットとは言え非公式品、なにより分解=保証なしになるので自己責任。
まあ、「バレなきゃ犯罪じゃないんですよ」なんて誰かが言ってましたし・・・ね。
海外ストアJSAUXでは外付けファンなんて物も売っていましたので、分解が無理な方はそちらを検討してみてはいかがでしょうか。